12月20日、大和市役所にて、人権作文コンテストに入賞した生徒たちが、表彰式に参加しました。

聖セシリアでは、7月に中3の生徒全員が「人権作文」の執筆に取り組みます。
全員の提出作品の中から、今年は6名の作品が大和市の優秀作品に選ばれました。
特に、Yさんの『考えること、言葉の責任』という作品は、私たちが普段何気なく冗談のつもりで使っている言葉にも、相手を傷つける言葉があったり、差別や偏見を助長する言葉があるのだと気付かせてくれる作文であり、表彰式ではYさんによる作文の朗読がありました。また、Yさんの作品は厚木地区人権作文コンテストにおいて入選となりました。
今回、入賞した生徒の作品も、惜しくも入賞しなかった生徒の作品も、中学3年生の作品のほとんどが「人権」について、決して誰かの話というよそ事な捉え方ではなく、自分ごととしてとらえることのできるとても良い作品でした。こうした作文を書くことが出来たのは、日々の生活の中で、相手のことを考え思いやる姿勢が少しずつ身に付いてきて人権意識を持てているからだと思います。
人権は、公民の授業でも学んだように、すべての人が生まれながらにして持つ侵すことのできない永久の権利であり、「自分と誰かのために」という気持ちが大切です。人権は意識していないとすぐに軽視されてしまいます。私たちはこれをいつも意識していなければなりません。これからますます人権意識を磨き、より良き社会の担い手となれるように頑張りましょう。




